アクアマグ
着色促進に、苦土欠乏予防に、液体有機酸マグネシウム
今までになかった画期的な液体のマグネシウム肥料です。
従来の粉状肥料より吸収移行にすぐれた有機酸マグネシウムを主体に配合しているので副成分の影響もなく安心して使えます。
アクアマグ に含まれる有機酸は植物体内での呼吸作用に重要な位置にあり、植物の活性に、密接に関係する有機酸代謝の中心となっている一番小さな有機酸です。その他の有機酸や糖類の働きによって炭酸同化作用も高めます。
成分表(%)
マグネシウム | マンガン | ホウ素 | その他:糖、有機酸 配合 |
---|---|---|---|
10.0 | 0.20 | 0.10 | — |
マグネシウム(苦土)について
マグネシウムは葉緑素の構成元素であり、光合成速度が活発になるため、開花期の葉色が淡くなる症状などに効果が見られます。また、リン酸の吸収移行を高める相乗効果や、窒素代謝の促進、酵素反応(結合)の活性が期待できます。
マグネシウムが不足すると、細胞膜内外のミネラルバランスに乱れが生じます。細胞内に入ったカルシウムイオンは細胞外に出られず、移行が滞ります。マグネシウムはリン酸だけでなくカルシウムの受動輸送も行っています。マグネシウムのイオンポンプの力でイオンバランスを保ちます。
アクアマグの主体である有機酸マグネシウムは水溶化した時にイオン化され、浸透性が高まり、より吸収移行されやすくなります。
主な使用効果
ブドウ: 縞葉予防(トラッ葉)、着色促進
リンゴ: 苦土欠乏予防、回復
ナシ : 葉色の回復、立ち枝の充実
モモ : 葉色の回復、着色促進
※マグネシウムは樹体よりも果実の糖度や着色に深く関わる重要な要素です。
作物名 | 散布時期 | 目的 |
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ブドウ | 開花期前後、摘粒期前後 | 苦土欠乏予防、着色促進 |
ナシ | 養分転換期以降 | 葉色・立枝の充実、果そう葉落葉軽減 |
ミカン | 開花後~果実肥大期 | 樹勢の維持、芽揃い |
オウトウ | 展葉後~果実肥大期 | 新梢葉の苦土欠乏、結実低下防止 |
モモ・ウメ | 展葉後~硬核期 | 苦土欠乏防止、果実品質の向上 |
リンゴ | 落花後 | 新梢葉の苦土欠乏予防・回復 |
スイカ | 定植後~収穫期 | ハマキタンソ症(黒ゴマ症)防止、苦土欠乏 |
トマト・キュウリ・ナス・ピーマン | 定植後~収穫期 | 苦土欠乏防止、成り疲れ防止 |
メロン | 着果後 | 葉枯れ予防、花器障害・黄化症防止 |
イチゴ | 生育期~収穫期 | 生育促進、食味の向上 |
ダイコン・ニンジン・甘藷・ バレイショ・豆類 | 塊根、塊茎肥大期 | 塊根、塊茎の肥大 |
レタス・ハクサイ・チンゲンサイ・ ブロッコリー | 生育期 | 生育促進、品質の向上 |
セロリ・パセリ | 生育期間 | 苦土欠改善(葉色の薄い症状) |
ニラ・ネギ・タマネギ | 生育期 | 苦土欠乏予防、品質の向上 |
茶 | 生育期 | 新芽の葉緑促進、品質の向上 |
花卉類 | 生育期 | 葉先枯れ防止、品質の向上 |
稲 | 出穂期~糊熟期(水口から流し込み) | 胴割れ米の軽減、食味の向上 |
使用希釈倍数
単用 400~500倍、農薬混用 600倍~800倍
水 500Lに アクアマグ 1kg、1本で約 600倍です
規格[1ケース]
1kg(約 790cc)20本入り、10kg2個入り